スワロフスキー
〜究極のカッティング技術が宝石を越えた〜

 みなさんはベルサイユ宮殿、ご存知ですよね。マリア・テレジア様式のシャンデリアがとても綺麗な宮殿なのですが、実はこのシャンデリア、スワロフスキー社が作っていたんです。


 産業革命に沸いていた19世紀、クリスタルガラスの世界にも変革は巻き起こっていたのですが、ボヘミアガラスのガラス職人だったダニエル・スワロフスキーによって、カッティングマシ−ンが発明され、それまで、手作業で行っていた従来の製品に比べ、1万倍の速度で高精度なカットを均質に向上していきました。

 スワロフスキーもまたクリスタルガラスを芸術の域にまで高めた名工として、一躍、欧州にその名を馳せたのです。当時、このカッティングマシンの存在は極秘とされて、彼は製法の秘密を守るために、わざわざ1895年、チロル地方(オーストリア)に工場を移転したのです。

 また、彼がこの土地に目をつけたのは、アルプス山脈を流れる”水”に注目していました。水の落差を利用して発電を行い、カッティングマシンなどを動かす電力を得る必要があったからです。その後,ガラス溶解炉や研磨工具などの開発を行い、自社工場内でガラス素材の生産から製品加工までの全工程を大量生産できる体制を作り出しました。

 さらに数年後、現在のスワロフスキー社独特の色合いや輝きをもつ製品が完成し、”ジュエリー・ストーンの代名詞”といわれる世界随一のメーカーとなっていたのです。



 ■光の屈折を自在に操りながら、宝石の輝きを作り出す技術


 スワロフスキーのジュエリー・ストーンは、カットビーズからシャンデリアや英国王室の王冠レプリカまで、あらゆるところに使われていて、本物の宝石と見間違えるほどの輝きの秘密は、素材であるクリスタルガラスの内部で、光を最も効果的に屈折させることにあります。

 緻密な計算と精巧なカット技術がなければ不可能なことですが、それを可能にしているのが世界最高の性能を誇るカッティングマシンの存在なのです。かつてスワロフスキー家の最高機密とされたカッティングマシンは、特許を取得し、その後も技術革新が続けられてきています。

 コンピューター制御を導入した現在の最新鋭マシンによる誤差のないカットと研磨の仕上げはさらに、今まで誰も作り上げることのできなかったエメラルドのレプリカ製造に世界で初めて成功するなど、つねに進歩し続けるメーカーなのです。


HOME

「彫刻倶楽部」
〒573-0073 大阪府枚方市高田2‐3‐30
TEL/FAX:072-854‐0605
お問い合わせ  info@Hasta-Pronto.com